統一球対策はコレだ!大久保コーチ重いバットで飛距離伸ばす

[ 2012年2月2日 06:00 ]

アーリーワークで松井を指導する楽天・大久保打撃コーチ(右端)と見守る星野監督

 楽天・大久保打撃コーチが統一球対策を目的に推進するアーリーワークが初日から行われ、松井、岩村のベテラン勢、テレーロら外国人を含めた野手全員が参加。空がまだ暗い午前6時半に宿舎を出発し、同7時からティー、マシン打撃など約2時間の早朝練習を行った。

 昨季リーグ5位のチーム打率・245に終わった打線の改善策は重いバット、そして1日最低1500スイングがノルマの練習量が鍵を握る。

 同打撃コーチによる統一球対策はずばり、(1)バットの重さ(2)バットの長さ(3)インパクト直前のヘッドスピード(4)ボールに対しての入射角45度――という4カ条。西武時代にマスコットバットで各選手のヘッドスピードを計測した際、試合用バットと数値が変わらなかったことから「重いのを使った方がいい」と提唱した。昨秋キャンプのアーリーワークを経て、今春からは各選手が昨季よりも10~30グラム重いバットを使用。さらに、練習量をこなすことで技術も体に染みつくことになる。この日に45歳の誕生日を迎えた大久保打撃コーチは「選手には“俺たちが歴史をつくった”という思いを味わってほしい」と選手にエールを送った。

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2012年2月2日のニュース