頼みのプホルスは3敬遠 カ軍再三のチャンス生かせず

[ 2011年10月26日 06:00 ]

<レンジャーズ・カージナルス>3敬遠のプホルス(左)

ワールドシリーズ第5戦 カージナルス2―4レンジャーズ

(10月24日 アーリントン)
 カージナルスは再三のチャンスを逸し、連敗で王手をかけられた。第3戦で3打席連発の主砲・プホルスが勝負を避けられ、02年のボンズ(ジャイアンツ)以来の3敬遠。

 7回1死一塁では一塁走者のクレイグが2球目に盗塁に失敗し、2死無走者となりながら3球目から捕手が立ち上がって歩かされた。敵将ロン・ワシントン監督は7回の敬遠について「クレイグを二塁にやりたくなかった。一塁が空いたから歩かせた」と説明。それでもカ軍には、2勝3敗とされた過去5度のワールドシリーズのうち4度は逆転制覇を果たしている心強いデータもある。プホルスは「あすは休み、水曜日(第6戦)の試合に備えるだけ」と前を向いた。

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2011年10月26日のニュース