バリントン こどもの日の快投に意欲

[ 2011年5月3日 06:00 ]

セ。リーグ 広島-横浜

(5月5日 マツダ)
 ちびっ子ファンに勝利をプレゼントだ。広島のブライアン・バリントン投手(30)が2日、登板が見込まれる5日のこどもの日の横浜戦(マツダ)での快投に意欲を示した。

 マツダスタジアムで行われた指名練習に参加した来日1年目の助っ人は、こどもの日の存在を知らされると「アメリカでも休日じゃないけど、子供を球場に招待するイベントデーがあるよ!」と笑顔を見せた。現在はローレン夫人と自らの3人の子供も来日中。投手としてもパパとしても、腕の見せどころとなる。

 開幕から3戦全勝中で、4月29日の中日戦(ナゴヤドーム)では来日初完封も飾った。「状態は凄く良い。コンディションをしっかり保って次の試合に備えたい」と話すように、心身ともに好調を維持している。チームは2日の中日との3戦目に敗れて首位を明け渡したばかりだけに、今回の登板も高い期待を集めそうだ。

 黄金週間のホームゲームで満員の大観衆も見込まれる。「メジャーリーグでも4万人の球場で投げたことがあるから全然大丈夫」。大きな声援を力に変え、全米ドラフト1位右腕が躍動する。

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2011年5月3日のニュース