都立の星・小室好投!立大 早大から14季ぶり勝ち点

[ 2011年5月3日 06:00 ]

<立大・早大>立大先発の小室は、8回2失点の好投を見せ勝利投手になる

東京六大学野球第4週第3日 立大13―2早大

(5月2日 神宮)
 東京六大学野球第4週の3回戦1試合が行われ、立大が13―2で大勝し勝ち点を挙げた。立大が早大相手に勝ち点を挙げるのは04年春以来、14季ぶりで、早大相手の2桁得点となると87年秋以来、47季ぶり。一方、昨秋優勝の早大は5位に転落し、連覇が大きく遠のいた。

 初戦で完封した立大の都日野出身・小室が、中1日で8回2失点の好投。リーグトップの4勝目をマークした。「3回に試しに投げてみたら良かったので、直球よりも多く使いました」と普段は1試合に5球程度しか投げないチェンジアップを多投。相手打線を幻惑し、3回以降は追加点を与えなかった。東京六大学では珍しい都立高校出身だが「都立出身でもやれるところを高校生とかに見せたい」と話す。高校の先輩で09年に亡くなったロック歌手の忌野清志郎さんの命日に、小室が成長した姿を披露した。

 ▼早大・岡村猛監督(連覇がほぼ絶望的)もう優勝は無理でしょう。でもこのまま終わるわけにはいかない。何とか意地を見せないと。

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2011年5月3日のニュース