100勝王手の石川「神宮で決めたい」

[ 2011年5月3日 06:00 ]

通算100勝に向けて調整練習するヤクルト・石川

セ・リーグ ヤクルト-中日

(5月3日 神宮)
 3日中日戦(神宮)に先発するヤクルトの石川が、本拠地で大台到達を飾る。プロ10年目で球団史上5人目の通算100勝にあと1勝に迫り、神宮で調整練習を行った。

 「神宮は1番投げている球場だし、ここで決めたい。プロ入りした時は100勝できると一つも思っていなかったし、そんなに勝ったかなという感じだが、大きなケガなくこられたからと思う」と話した。昨季は開幕6連敗を喫して苦しんだが、今季はすでに2勝1敗、防御率2・37と好調。チームも10勝5敗で首位に立つ。身長1メートル67の小柄な体で大台に臨む中「早く決めて次の段階へ行きたい」とさらなる飛躍を見据えていた。

 ≪100勝ならチーム5人目≫ヤクルトの石川が100勝を達成すると金田正一353勝、松岡弘191勝、村田元一118勝、尾花高夫112勝に次いでチーム5人目。左腕では金田に次ぎ2人目になる。また大卒左腕では85年山本和行(亜大=神)以来26年ぶり。

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2011年5月3日のニュース