ヘスマン外野守備練習!打線強化で5月反攻だ!

[ 2011年5月3日 06:00 ]

外野守備練習をするオリックスのヘスマン

パ・リーグ オリックス-日本ハム

(5月3日 京セラD)
 オリックスの新外国人マイク・ヘスマン内野手(33)が2日、仙台から移動後にほっともっとフィールド神戸での指名練習に参加。岡田監督が見守る中、右翼で守備練習した。本職は三塁を中心とした内野手。しかし米大リーグのマイナー時代の09年には全9ポジションを守った経歴もあるだけに、出場機会アップへ向けて外野練習に本格着手した。

 「試合に出られるなら、どんなことでもトライするよ。だから今は外野の練習もやっている」

 マイナーでは通算15年間で329本塁打を記録。しかし目下4試合に出場して5打数無安打と、まだ快音は発していない。三塁にはバルディリスが定着していることもあり、代打要員を余儀なくされている。ただチーム全体も打線が沈黙。2日時点でチーム打率はリーグ最下位の・215。苦しい現状を打破するため打力に魅力がある助っ人が外野手として出場すれば打線強化も見込める。

 また、3日にはロッテから金銭トレードで移籍が決まった竹原も練習に初参加する。和製大砲の加入を指揮官も心待ちにしている。

 「打たれたイメージしかない。あしたは登録しないけどな。練習には参加する」。早ければ4日にも即1軍登録される可能性もある。1日の楽天戦に勝利し、5月は白星スタートを切った猛牛軍団に、長打を兼ね備えた2つのピースが加われば巻き返しも十分に期待できる。

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2011年5月3日のニュース