あの85年以来!阪神 クリーンアップ3連発!

[ 2011年5月3日 14:50 ]

3回の阪神中軸の3連発。左から鳥谷の右越え2ラン、新井貴の左中間本塁打、ブラゼルの右越え本塁打

セ・リーグ 阪神7―3巨人

(5月3日 東京ドーム)
 今季初の東京ドームでの公式戦となった、巨人―阪神戦は2回、金本の右越え本塁打が飛び出し阪神が先制。ストレートを打ったという金本は「ちょっとシュート回転してたかな。素直にうれしい」と喜んだ。

 これで火が付いた阪神打線は3回、巨人先発の東野から鳥谷、新井、ブラゼルのクリーンアップが3連続本塁打を放ち、一挙4点を入れた。

 阪神の3者連続本塁打は9回目。クリーンアップによるものは、日本一になった85年4月17日の巨人戦(甲子園)のバース、掛布、岡田以来。真弓監督は「ちょっと思い出した」。吉兆を振り返る顔に笑みが浮かんだ。

 口火を切った鳥谷は「チームに勢いをつけられた」と満足げに言えば、スライダーを左中間席に運んで3試合連続本塁打とした新井貴は「自分のスイングができた」と誇らしげに話した。この打席まで20打席無安打と絶不調のブラゼルは17試合目でようやく今季1号ぬ「正直ほっとした」と口元を緩めた。

 敵地での6連戦の初戦を制し、勝率は5割に。真弓監督は「今年初めてこういう試合ができた」と手応えを口にした。阪神打線に昨季の力強さが復活した。

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2011年5月3日のニュース