初失策のイチロー「説明はいらないんじゃないですか」

[ 2011年4月5日 12:14 ]

レンジャーズ戦の2回、トレアルバの打球を捕れず失策したマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチローは4日、アーリントンでのレンジャーズ戦に「1番・右翼」で出場し、5打数1安打だった。内容は遊ゴロ、左飛、右越え二塁打、空振り三振、中飛。チームは4―6で敗れた。

 イチローが開幕からの連続試合安打を4に伸ばした。五回無死二塁で迎えた3打席目、左腕ホランドから右越え二塁打。2ストライクと追い込まれていたが、低め球をすくい上げるように捉え、フェンス手前まで運んだ。判断が難しく、二塁走者は三塁止まりだったが、次打者の内野ゴロで得点が入った。

 守っては二回2死一塁でライナー性の打球を捕球できず、今季初失策。直後に味方投手が適時三塁打を浴び、リードを3点に広げられた。正面を突いた当たり。「不規則な回転の打球だったのか」「照明がまぶしかったのか」といった推測は否定し「説明はいらないんじゃないですか」。淡々とした表情で口にした短い言葉に、悔しさを込めた。(共同)

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