憧れも今は天敵 西岡 速球打ち返し初長打

[ 2011年4月5日 12:04 ]

ヤンキース戦の5回、左中間に適時二塁打を放つツインズ・西岡

大リーグ ツインズ3―4ヤンキース

(4月4日 ニューヨーク)
 最初の2打席はノバの速球に差し込まれていた西岡が、五回二死二塁の第3打席で対応した。やや外寄りにきた約147キロの直球を左中間へ無理なく打ち返し、1点差に迫る適時二塁打。メジャー初の長打をヤンキースタジアムで記録し、八回にはこの日2本目の安打を放った。

 日本時代の西岡にとって、ヤンキースは「一度はピンストライプのユニホームに袖を通したい」という特別な存在だった。大好きなジーターもいる。だが、新天地のツインズはヤンキースに4季連続負け越し中で、プレーオフの地区シリーズでは9連敗中の天敵。西岡も今ではライバル球団として強く意識している。(共同)

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