守護神メド立たず 西武投手陣再編 大石は「いろいろな選択肢がある」

[ 2011年4月5日 07:03 ]

 米国に一時帰国中の守護神・シコースキーの再来日のメドが立たず、中継ぎが手薄になることから西武首脳陣は投手陣の再編成に着手。キャンプから先発調整を続けてきた大石は、2日のソフトバンク戦(皇子山)でプロ初の中継ぎ登板に臨んだ。

 
 早大で抑えを務めていた右腕は、1回を無安打無失点と適性を示した。ただし、右脇腹痛の岸の復帰は今月下旬が濃厚とあって、6連戦となる開幕2週目以降は先発で起用される可能性もある。現在の中継ぎ陣にロング救援ができるタイプが少ないことから、大石がその役割を担うことも考えられる。

 起用法について渡辺監督は「いろいろな選択肢がある」。中継ぎ、ロング救援、そして先発。大石がさまざまなポジションをこなしながら1軍に生き残る。

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2011年4月5日のニュース