鉄平 新バットで打倒内川、首位打者奪回!

[ 2011年1月3日 06:00 ]

 2年ぶりの首位打者奪回を狙う楽天の鉄平が、新バットでシーズンに臨む。

 昨季はタイトルこそ逃したが、マークが厳しい中でチームトップの打率・318を残した。それでも「ある程度の数字は残したけど納得できない部分は多い。打ち損じも多かったし、振ってはいけない球に手を出すこともあった」と満足はしていない。
 オフに入ってバットの改良に着手。昨年10月に福井県のバット工場を訪れて、長さを1センチ短くし、ヘッドを1ミリ太くした3種類のバットを発注した。だが、秋季練習や自主トレで打撃練習して「感覚的に思ったよりも少し太かった」。その後、グリップを0・5ミリ細くした納得のバットがようやく完成した。今季は横浜からFAでソフトバンクに移籍した内川と同一リーグで戦う。同い年で同じ大分出身のライバルに「強敵ですけど、首位打者争いできるように頑張りたい」と対抗心を燃やした。

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2011年1月3日のニュース