抑えもいける“岡島投法”榎下は斎藤より結果早いかも

[ 2011年1月3日 09:36 ]

入団会見で意気込む日本ハムの榎下陽大投手

 ドラフト1位右腕・斎藤佑樹投手(早大)よりも早く結果を出すのは、同じ日本ハムから4位指名を受けた榎下陽大投手(九州産業大)かもしれない。

 ボールをリリースする瞬間は、顔が地面を向く“岡島投法”。その豪快なフォームのおかげで、角度のついた力強い球を投げ込める。大学では主に先発として起用されたが、最速150キロの直球に、フォーク、スライダーと落ちる変化球を武器にすることから救援で使っても面白い。昨秋の神宮大会を観戦した日本ハム・山田GMは「思った通りフォークボールがいい。期待通り。現場が決めることだけど後ろでも使えそう」と話した。

 斎藤とは高3夏の甲子園、大学1年の明治神宮大会で2度負けているが、プロでは今度こそ負けない。

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2011年1月3日のニュース