「最低10勝」西武“渡辺俊介2世”は即戦力自覚

[ 2011年1月3日 09:38 ]

入団会見でアンダースローのポーズをする西武の牧田

 西武の新人・牧田和久投手(日本通運)は“渡辺俊介2世”だ。深く上半身を沈みこませ、地面すれすれの位置からリリースする姿はまさに「サブマリン」。直球は130キロ前半もチェンジアップ、シンカーを駆使し、緩急で打ち取る投球を身上としている。

 静岡・静清工(現静清)1年時にアンダースローに転向し、日本通運ではエースとして活躍。西武に下手投げ投手は不在のため、「西武には上手投げが多い。自分だけの強みがあるので、それを生かしたい」と武器の生かし方もよく分かっている。

 社会人出身のため、即戦力として期待をかけられていることは自身が一番分かっている。指名あいさつを受けた際には「俊介さんのように緩急で打ち取れるように心がけて、最低10勝はしたい」と力強く宣言した。

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2011年1月3日のニュース