三拍子そろった伊志嶺 ロッテのつなぎ野球にぴったり

[ 2011年1月3日 09:39 ]

ロッテの伊志嶺翔大外野手

 外野激戦区のロッテに即戦力ルーキー・伊志嶺翔大外野手(東海大)が殴り込みだ。

 強肩俊足を生かした守備走塁はプロでも上位に入るレベルで、打撃も派手さこそないが、状況に応じたバッティングが出来る器用さとパンチ力をあわせ持つ実戦派。ただ、ロッテの外野陣は“つなぎの4番”サブロー、大松尚逸、新人の清田育宏と荻野貴司に、育成から這い上がった岡田幸文も控えているため、定位置獲得は容易ではない。

 出場機会さえ得られれば結果を出せる可能性は高い。そんななか、米大リーグのツインズ入りした西岡剛内野手の穴を埋めるため、荻野が遊撃に挑戦するプランが浮上。このコンバートがうまくいき、伊志嶺がレギュラーをつかめば、ロッテのつなぎ野球にますます磨きがかかることは間違いない。

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2011年1月3日のニュース