岩村「原点に戻れる」地元で先輩・平井らと始動

[ 2011年1月3日 17:45 ]

打撃練習する楽天の岩村明憲内野手

 米大リーグから5季ぶりに日本球界に復帰する楽天の岩村明憲内野手(31)が3日、愛媛県宇和島市の丸山公園野球場でことし最初の練習に臨んだ。

 同じ愛媛・宇和島東高出身の平井(中日)や宮出(ヤクルト)らとともに、約1時間半のメニュー。青空の下で和やかにキャッチボールやノックをこなし、フリー打撃では雪の残る外野に次々と打球を運んだ。「12月もずっとバットを振っていたし、緊張感を持って正月を過ごした。地元で練習できて、原点に戻れるというか本当に楽しかった」と笑みを見せた。

 報道陣から書き初めを求められると、10枚ほど書き直した後で丁寧に「絆」の文字をしたためた。「みんながつながっていないと優勝は不可能。チームのために犠牲にならなければいけないこともあるが、それを当たり前のようにやりたい」と、チームプレーの精神を一文字にこめた。

 10日まで宇和島で練習し、その後は沖縄に場所を移す予定。「体重をもう少し落とし、いい状態でキャンプインしたい」と2月1日を見据えた。

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2011年1月3日のニュース