センバツ3・23開幕 神宮大会Vの日大三、大垣日大などV候補

[ 2011年1月3日 10:25 ]

 3月23日から行われる第83回選抜高校野球大会で、優勝候補筆頭に挙がるのは、東京大会を危なげなく勝ち抜き、神宮大会も制した日大三(東京)。最速147キロを誇る本格派・吉永健太朗投手に、一発長打が魅力の横尾俊建内野手と投打の柱を確立しており、各地区大会王者が集まる神宮大会でも、1度もリードを許すことなく頂点まで勝ち上がった。

 2010年のセンバツで4強に勝ち進んだチームから、葛西、時本のバッテリーら5人の主力が残る大垣日大も投打にハイレベル。上半身を沈める変則的なフォームから切れのある球を投げ込むエース葛西は、細みな体とは裏腹に、東海大会、神宮大会の5試合をすべて1人で投げ抜いたタフネス左腕だ。

 話題性では中国大会で準優勝し、2010年に創部したばかりの創志学園。出場が決まれば、史上最速の甲子園出場となる。全員1年生で、投手は右の山本、左の富田と2枚看板。打線では飛び抜けた選手こそいないものの、中国大会の決勝まで3試合をすべて1点差で勝ちぬくなど、粘り強さが身上のチームだ。

続きを表示

2011年1月3日のニュース