負けないソフトバンク 9回2死から追い付く

[ 2010年5月5日 20:21 ]

 【ソフトバンク4-4オリックス】引き分けでもソフトバンクの選手には心地よい疲労感があった。2―4の九回に同点として負けなかった。9連戦を7勝1敗1分けで終えた秋山監督は「最後はすごい試合になったね。よく追い付いた」と笑顔だった。

 九回に抑えのレスターを攻めた。多村の二塁打から無死満塁とし、下位打線が凡退して2死となったが、リーグ打率トップの川崎が高めの直球を中前にはじき返して2者を迎え入れた。五回の2点二塁打と合わせて全4打点をたたき出した選手会長は「みんながつないでくれた。こういう戦い方は明後日(7日の西武戦)につながる」と手応えを口にした。
 延長戦に入ってからは好機を生かせず勝ちきれなかったが、明るいムードは相変わらずだ。川崎は「気持ちを切り替えていく」と意気揚々と引き揚げた。

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2010年5月5日のニュース