１２・６ファンとクリスマス交流イベント開催

　日本プロ野球選手会は２４日、１２月６日にファンとの交流イベント「ベースボールクリスマス’０９　ＩＮ　びわこ・くさつ」を開催すると発表した。０７年１２月、中越沖地震の被災地である新潟県柏崎市での初開催から今年で３度目。今回は滋賀県草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパスを会場に、選手と大学が手を携える「選学共同」をテーマにトークイベント、シンポジウムなどを行う予定だ。

　選手会と立命館大は、スポーツを通じた地域活性化などを目的にこの日までに包括協定を結んだ。札幌市内のホテルで会見した新井貴浩選手会長（３２＝阪神）は「オフに選手会が最も力を入れている行事の１つ。大学側と協力、タッグを組んで、いいイベントにしたい」と説明。同大の川口清史総長（６３）も「選手と大学が手を組むことで、新しい何かができるのではないか」と話した。