若松勉氏「縁感じます」北海道出身初の殿堂入り

[ 2009年7月25日 06:00 ]

 今年、新たに野球殿堂入りした元ヤクルト監督の若松勉氏(62)、元大洋(現横浜)監督の故青田昇氏(享年72)、日本ハム初代オーナーの故大社義規氏の表彰式が24日、球宴第1戦(札幌ドーム)の試合前に行われた。若松氏は北海道出身者で初の殿堂入り。「ここ札幌は、北海高校で野球人生をスタートさせた地。縁を感じます」とあいさつして喜びを表した。また、日本野球の生い立ちを記した「日本野球創世記」の著者で、特別表彰を受けた故君島一郎氏の表彰式は9月18日、東京・千代田区の学士会館で行われる予定。

 ◆若松 勉(わかまつ・つとむ)1947年(昭22)4月17日、北海道留萌市生まれの62歳。北海―電電北海道(当時)を経て70年にドラフト3位でヤクルトに入団。72、77年に首位打者を獲得。78年には球団初優勝に貢献し最優秀選手に輝いた。生涯打率・319は日本人最高。220本塁打。99年から7年間、ヤクルト監督を務め01年に日本一に導いた。

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2009年7月25日のニュース