阪神・新井が選手会新会長に

[ 2008年11月11日 10:58 ]

阪神の新井貴浩内野手

 労働組合・日本プロ野球選手会の会長に阪神の新井貴浩内野手が就任することが11日、明らかになった。12月4日に大阪市内で行われる選手会総会で正式に就任する。

 選手会は宮本慎也会長(ヤクルト)の任期が切れるため後任を探していた。選手会関係者によると、当初は巨人の高橋由伸外野手を候補に検討していたが、故障していることなどを考慮、選手間で人望の厚い新井に一本化した。阪神からは岡田彰布前監督以来、2人目の会長となる。新井は11日、西宮市内の球団施設で「宮本さんにお願いされて、尊敬している先輩ですし、これからです」と前向きに話した。
 選手会は日本プロ野球組織(NPB)とことしフリーエージェント(FA)資格取得期間の短縮やドラフト改革などで条件付きで合意したが、調停制度や海外流出防止策など問題は山積しており、手腕に期待がかかる。

 ▼阪神・新井貴浩内野手の話 まだそこまで詳しくしゃべっていない。具体的にはこれから。責任感はありますよ。宮本さんにお願いされて、尊敬している先輩ですし、これからです。

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2008年11月11日のニュース