上原に続く?尚成が来オフメジャー移籍も

[ 2008年11月11日 06:00 ]

メジャー移籍の可能性も口にした高橋尚成

 国内FA権を取得した巨人の高橋尚が、東京・大手町の球団事務所で第1回交渉を行い、終了後の会見で権利を行使せず残留する意向を明らかにした。その一方で、順調なら海外移籍も可能なFA権を取得する来オフのメジャー移籍の可能性も口にした。

 清武球団代表から複数年契約を提示されたことを明かした高橋尚は「宣言しての残留という話をされたが、宣言せずに単年で、とお願いした」。単年にこだわった理由のひとつとして「30歳ぐらいを過ぎて他球団の野球や海外の野球も見てみたくなった」と来季以降のメジャー挑戦に含みを持たせた。昨季14勝で今季は開幕投手を務めながら8勝止まり。西武との日本シリーズも敗れたとあって「表彰式で悔しさがこみ上げた。来年は原監督を日本一で胴上げしたい」と目標を掲げた。
 清武代表は「可能性の1つで話したんじゃないか」としたが、上原に続いて、来オフ高橋尚まで移籍となれば何とも頭の痛い事態となる。「1回しかない野球人生でいろんな経験もしたい」と話す高橋尚の今後の動向に注目が集まる。

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2008年11月11日のニュース