アジアシリーズへ気を引き締める渡辺監督

[ 2008年11月11日 20:04 ]

プロ野球のアジアシリーズ開幕を前に健闘を誓う4球団監督。左から天津の焦益監督、統一の呂文生監督、SKの金星根監督、西武の渡辺監督

 アジアの各プロ野球リーグ代表チームによる王者決定戦、アジアシリーズ2008(13―16日・東京ドーム)に出場する西武(日本)、SK(韓国)、統一(台湾)、天津(中国)の4監督が11日、東京都内で記者会見し、意気込みを語った。

 西武は日本勢として大会4連覇に挑む。台湾での指導者歴もある渡辺久信監督は「日本はずっと優勝しているが、簡単には勝てないと思う」と気を引き締めた。

 SKの金星根監督は北京五輪で日本相手に好投した金広鉉投手について「日本戦で投げさせたい。優勝を狙っているので初戦には投げさせない」と決勝での起用を示唆した。統一の呂文生監督は「決勝進出が目標」と意気込んだ。中国から初の単独チームでの参加となった天津の焦益監督は「自分たちの実力を発揮したい」と話した。

 最終登録の28選手も発表され、日本シリーズで故障した中島、細川や石井一、西口のベテラン勢に加え、グラマン、ボカチカらが登録を外れた。

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2008年11月11日のニュース