MLB、将来はHGHの血液検査も

[ 2008年11月11日 14:11 ]

 米大リーグは10日、ロサンゼルスで、カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)と協力し、HGH(ヒト成長ホルモン)に関する研究会を開いた。大リーグが独自に反ドーピングの会合を開催したのは初めて。

 大リーグ関係者と反ドーピングの専門家の計90人が出席。大リーグのデュパイ最高執行責任者が「分野を超え、HGHに関する共通認識を持ち、ともに闘いたい」とあいさつ。HGHについて科学、医学、法学などの観点から研究を発表した。
 討議では検査方法に焦点を当て、これまで大リーグが用いてきた尿検査を検証し、さらにより精度の高い血液検査の可能性も検討した。
 大リーグの反ドーピング相談役のグリーン医師は「血液検査の導入には障害が多いが、セリグ・コミッショナーも導入を目指しており、近い将来、可能になると期待している」と話した。(共同)

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2008年11月11日のニュース