日大・野田 3日で397球熱投!完封勝利

[ 2008年9月27日 06:00 ]

 東都大学野球秋季リーグ第3週最終日は26日、神宮球場で3回戦1試合が行われ、日大は3連投の野田雄大投手(2年)がリーグ戦初の8安打完封勝利を飾り、勝ち点を挙げた。4連覇を目指す東洋大は継投した3投手が6四死球と乱れて打線も不発。リーグ戦の連続勝ち点が06年秋以来19カードぶりに途絶えた。

【日程と結果


 日大・野田が青森山田3年夏以来となる3連投で、リーグ戦初の完封勝利。鈴木監督は8月上旬の日程発表時から「このカードは野田と心中する」と3連投を決め、夏場の投げ込み練習で必勝を期していた。野田は24日の1回戦は6回1/3で降板も、25日の2回戦は完投でリーグ戦初白星。3日間合計397球を投げ抜き「朝は体が重かったけど試合では大丈夫でした。力を入れて投げるより、打者からしたら抜いた方が嫌だと思う」としてやったりだった。

 <東洋大 連続勝ち点19で止まる>06年秋の青学大戦からの連続勝ち点が19カードでストップした。先発・乾が2回2/33失点で降板した後も救援陣が総崩れ。2番手の鹿沼、続く藤岡も押し出し点を献上するなど自滅した。打線も野田のカーブを攻略できず4、7、8回に三塁まで走者を進めたが、いずれも2死からと苦しい戦いだった。高橋監督は「もうちょっとファイトがあってほしかった。切り替えていくから大丈夫です」と4連覇へ目を向けた。

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2008年9月27日のニュース