黒田　“人生初”のシャンパンファイト

新人恒例の仮装姿で優勝を喜ぶドジャースの黒田（左）

　【ドジャース５―７パドレス】ドジャースの黒田博樹投手（３３）が“人生初”のシャンパンファイトに酔いしれた。ド軍は２５日（日本時間２６日）のパドレス戦に敗れたが、試合前に２位のダイヤモンドバックスがカージナルスに敗れたため、４年ぶりの地区優勝が決まった。試合後には新人恒例の仮装も経験。一生忘れられない１日となった。

【ＭＬＢＴシャツ
】

　黒田はこの日、午後２時すぎに球場に到着。クラブハウスで練習の準備をしている時に、ダイヤモンドバックスの敗戦をテレビで見届け、ナインと抱き合い、握手を繰り返した。パ軍戦後のシャンパンファイトでは地区優勝記念の帽子とＴシャツ姿で、ずぶ濡れになりながらマダックス、斎藤らと写真撮影。その後はグラウンドに飛び出してファンとのビールかけを楽しんだ。ゴーグルなどはかけずに、美酒を全身で受け止め「冷たい！でもシャンパンはおいしかった」と笑った。
　トーリ監督はこの日、先発ローテーションの変更を発表。黒田の次回登板はレギュラーシーズン最終戦となる２８日ジャイアンツ戦となった。これにより地区シリーズは中５日で１０月４日の第３戦となることが濃厚だ。