上田 “異例”の引退試合に感謝

[ 2008年9月27日 22:52 ]

 【中5―4横】今季限りでの引退を表明した中日の上田が「6番・右翼」で先発出場。1回2死一塁で初球打ちは投ゴロとなり、必死で一塁へ走ったが及ばなかった。その打席で退くと花束を贈られ、観客席へ深々と頭を下げた。

 チームが3位争いをしている中で異例の「引退試合」。妻子や両親を招いて、最後の勇姿を見せた。

 長野・松商学園高時代にエースとして甲子園の選抜大会で準優勝し、1992年に日本ハム入団後、外野手に転向。05年オフに中日に移籍し、17年間にわたりプロ生活を送った。「日本一の場にいさせてもらったりとか、思い出したらきりがない。ファンのみなさんに後押ししてもらった」と感謝の言葉が絶えなかった。

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2008年9月27日のニュース