効いたスンヨプ4打点!巨人再び首位タイ

[ 2008年9月27日 18:14 ]

4回、巨人2死満塁、李スンヨプが中前に2点タイムリーを放つ

 【巨6-4神】巨人は7連勝を記録した1999年以来の阪神戦6連勝で、再びライバルと首位で並んだ。

 結果的に、投打のかみ合う会心の勝利だった。打線は1点を追う3回2死二塁から、ラミレスの同点打と李スンヨプの2ランで逆転に成功。3―2となった4回には、2死満塁からラミレスの押し出し四球と、李スンヨプの2点適時打で3点を加えた。阪神は強力リリーフ陣を抱えており、中盤で4点のリードを奪えたのが大きかった。

 “打”の主役が主軸なら“投”のヒーローは山口だ。先発の内海が六回に3連続四死球で無死満塁のピンチを招いてマウンドを降りると、2番手の越智も2点を与えて降板。一死満塁を3番手で引き受けた山口は、連続三振で切り抜けた。

 山口は「絶対に優勝したいので、全力で1人ずつ」と、8回途中までの2回を1安打4三振でしのいで豊田、クルーンの必勝リレーにつないだ。

 阪神戦は1試合を残し、6年ぶりの勝ち越しも決めた原監督は「きょうは山口。一番必要なのは度胸」と、3年目の左腕の力投をたたえた。

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2008年9月27日のニュース