ヤンキース ボンズ獲得構想明かす

[ 2008年7月26日 06:00 ]

 ヤンキース首脳が通算762本塁打の大リーグ記録を持つバリー・ボンズ外野手(44)の獲得を検討していることを明かした。フロリダ州タンパで開かれた首脳会談で、トレード期限の今月31日を前に補強方針を確認。約3時間の話し合いを終えた共同オーナーのハンク・スタインブレナー氏が「ボンズを含め、あらゆる可能性を考えている。補強できるところがあれば、何でもいろいろ検討する」と話した。

 ヤ軍は左ひざ故障の松井に加え、捕手ポサダも右肩痛で今季2度目のDL入り。球宴期間中にマリナーズを解雇された長距離砲セクソン獲得でDHの頭数はそろったが、まだ十分ではない。キャッシュマンGMはこれまでボンズ獲得を肯定も否定もしなかったが、サプライズ補強の可能性は消滅していなかった。
 投手でも井川をトレード候補に、マリナーズの先発ワシュバーン獲得を狙うとも言われている。後半6連勝で首位レイズに3ゲーム差と接近したチームは、さらなる補強で逆転Vを目指す。

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2008年7月26日のニュース