福留7月は打率1割台 打撃不振長引く

[ 2008年7月26日 10:08 ]

マーリンズ戦の7回、空振り三振に倒れたカブスの福留

 米大リーグ、カブスの福留孝介外野手は25日、シカゴで行われたマーリンズ戦に「5番・右翼」で出場し、3打数無安打だった。内容は空振り三振、右飛、四球、空振り三振で打率は2割7分5厘。チームは2―3で敗れた。

 ≪7月は1割8分5厘≫右中間へ大きく伸びる打球を、ツタの絡まる外野フェンスへの激突も恐れずにジャンプし、捕球した。だが、バットでは無安打と見せ場がなかった。カブスの福留の打撃不振が長引いている。
 7月は19試合出場し、打率は1割8分5厘。後半戦に入ってからは2度複数安打を記録しているが、このところ「やっと形になってきた。もう少しの我慢」と言うように、本調子の手前で足踏みが続いている。1点差負けの試合後、ピネラ監督は「うちはもっと打たないといけない」。福留も含め、打線の現状に物足りなそうだった。
 一昨日も「手応えのようなものはある」と調子が上向く感触も得ている口ぶりだった。それでも、この日の4打席で好結果は出なかった。日本での通算打率が3割5厘の好打者は、スランプの出口でもがいている(共同)

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2008年7月26日のニュース