智弁と福知山成美が勝つ/近畿高校野球

[ 2008年5月24日 16:19 ]

 野球の春季高校近畿大会第1日は24日、京都市の西京極球場で1回戦2試合を行い、智弁学園(奈良)と福知山成美(京都)が勝って準決勝に進出した。

 智弁学園は四回までに8安打で4点を奪い、近江(滋賀)を4―1で下した。福知山成美は四回に3連打などで4点を先制し、社(兵庫)を4―3で退けた。

 ≪信頼される3番打者≫智弁学園の3番・稲森が4安打2打点と活躍した。近江の速球派右腕、小熊の球に逆らわず広角に打ち返した。「甘い球を全部打つつもりだった。いいピッチャーから打てたら自信になる」と笑みを見せた。
 昨夏は1年生ながらレギュラーで甲子園の土を踏み、仙台育英戦で佐藤由規(現ヤクルト)から安打を放つなど非凡なセンスを見せた。小坂監督は「稲森がずっと仕事をしてくれている」と2年生への信頼感を口にした。

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2008年5月24日のニュース