ブラックフライデー オリックスは今季金曜日に6戦全敗 首位と今季最大10・5ゲーム差

[ 2024年5月18日 05:45 ]

パ・リーグ   オリックス3-5楽天 ( 2024年5月17日    京セラD )

<オ・楽>戦況を見つめるオリックス・中嶋監督(撮影・中辻 颯太)
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 オリックスは9回に新人の高島が決勝打を浴び、引き分けを挟んで4連敗を喫した。金曜日は今季6戦全敗。借金は22年5月14日以来、今季最多の6に膨らんだ。首位ソフトバンクとは今季最大10・5ゲーム差。8回に2点差を追いつく粘りも、中嶋監督は悔しさをにじませた。

 「(勝ち)越さなきゃいけないですよね。越して初めてそういうことになる」

 1日のロッテ戦を最後に6試合、21打席無安打が続いた頓宮が1軍から姿を消した。不振では22年6月13日以来となる出場選手登録の抹消。また、試合前時点で5月の月間打率・172だった西川も今季初めて欠場した。不振の現状打破へ向けて計6選手の入れ替えを敢行して臨んだ。

 代わって13日ぶりに昇格した太田は「7番・一塁」で出場し、5回2死二塁で反撃の中前適時打。8回にも先頭で中前打を放つなど奮闘し、「チーム引っ張るぐらいの気持ちで、どんどんやっていきたい」と力を込めた。

 5試合ぶりの複数得点で、球団ワースト記録の5戦連続1得点以下(11年7月11~16日)は回避。「上がろう、上がろうと思ってやっているので、ポジティブに考えてやっていきたい」と指揮官は前を向いた。「Bs選手会プロデュースデー2024」として、多くのファンとのイベントが組み込まれた3連戦。このまま終わるわけにはいかない。必ず笑顔を届ける。 (阪井 日向)

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