ロッテ サヨナラ勝ちで連敗止める

[ 2008年5月24日 18:04 ]

9回ロッテ無死一、三塁、今江がサヨナラ打となる右翼線への犠邪飛を放つ

 【ロ4―3ヤ】ロッテはサヨナラ勝ちで連敗を4で止め、最下位を脱出した。9回無死一、三塁から今江の右翼線への犠邪飛で試合を決めた。3番手の荻野が2勝目。ヤクルトは5回に3点差を追い付いたが、生かせなかった。林昌勇は来日初黒星。

 ≪西岡好走塁!最下位脱出≫首痛で欠場するはずだった男が登場した。同点の9回無死一塁でロッテの大松のカウントは2―3に。走者が自動的にスタートを切れる状況で西岡が起用された。「(試合前の)練習をせず、試合中もソファでくつろいでいたり…。全く準備はしていなかった。『いけるか』と言われ、とっさにいけると言ってしまった」

 だが、いざグラウンドに立つと、普段と変わらぬ鋭さを見せた。大松の安打でスタートを切り、一気に三塁へ。続く今江は右翼への浅めの邪飛だったが、思い切って突入。捕手のタッチをかいくぐり、間一髪でサヨナラのホームを踏んだ。「ドームならいってない。マリンだから風もあって外野は思ったような体勢で捕れないだろうと」と状況判断にも胸を張った。

 難敵、林昌勇に初黒星を与え、チームを最下位脱出にも導く好走塁。西岡は「ランニングもしていなかったのに…。あれだけ動くのは若さかな」と冗舌だった。

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2008年5月24日のニュース