中日 苦しい交流戦…投手打たれ打線も低調

[ 2008年5月24日 18:22 ]

4回、落合監督(中央)に降板を告げられた中日先発の川井。左は小田捕手

 【中1-11日】繰り出す投手が次々に打ち込まれた。中日が今季最多の11点を失って惨敗。昨年の日本シリーズで4勝1敗と圧勝した相手に、連敗を喫した。

 先発の川井が1回からつかまった。2死二塁から稲葉に適時打を許し、続く高橋に2ランを浴びた。4回途中でマウンドを降りた左腕は過去交流戦での登板はなく「初めての球場で、立ち上がりが難しかった」とうなだれた。

 2番手の朝倉も傷口を広げ、6回から投げた長峰は2回で5失点。4投手で20安打され、4月を防御率1点台で終えた自慢の投手力は見る影もなかった。

 上り調子だった打線も、4試合で計5得点と湿り続けている。1勝3敗と苦しい交流戦のスタートに、落合監督は「こんなもんだろ」と強がるしかなかった。

続きを表示

2008年5月24日のニュース