巨人 “交流戦男”が苦手ロッテを粉砕?

[ 2008年5月20日 11:02 ]

 セパ交流戦の初戦で巨人は過去3年間の交流戦で唯一負け越しているロッテと千葉マリンスタジアムで対戦する。

 過去3年間の対戦成績は3勝13敗。昨年は2勝2敗とそれまでの苦手意識がやや克服されたかに見えたが、安打数、本塁打数、打率、総得点ともロッテを上回っていながら、決定打が出ず勝ち越すことはできなかった。
 特に4番打者の打点の差は大きくロッテのサブローが9打点だったのに対し、巨人は李と阿部で計3打点だった。
 今年は4番にラミレスが座り、データを見るとロッテ戦で活躍してくれそうな気配がある。ラミレスはヤクルト時代の過去3年間、交流戦で通算打率3割1分1厘、89打点をマーク。交流戦に出場した両リーグの選手の中では打率2位、打点3位。22本塁打は1位の“交流戦男”だ。
 ロッテ戦では相性が良く16試合で打率3割3分8厘、16打点。本塁打は2本と少ないが、ラミレスが打点を挙げた時のヤクルトはロッテに6勝しており、3年間の白星9勝中の3分の2を占める。
 巨人でも試合を決める一打を数多く放っているラミレスだが、過去1勝7敗と“鬼門”の千葉マリンで幸先のいいスタートを切れるか。ラミちゃんのバットに注目が集まる。

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2008年5月20日のニュース