村田2発!横浜22安打16点で連敗止める

[ 2008年4月16日 22:04 ]

1回横浜2死一塁、村田が右越えに先制2ランを放つ

 【横16―4ヤ】横浜が先発全員の22安打で16得点、連敗を3で止めた。5回に打者14人の猛攻で9点を奪い、試合を決定付けた。村田は1回に先制2ラン、7回にも2ランを放った。那須野が今季初勝利。ヤクルトは加藤の大量失点が響いた。

 横浜は開幕からの低迷を吹き飛ばすかのような猛攻だった。先発全員の22安打、16得点はともに今季チーム最多。連敗を3で止めた大矢監督は「何とかしなければ、という強い気持ちを持ってやってくれた」と選手をねぎらった。

 不振の村田が1回、先制2ランを放ち、打線に火を付けた。圧巻は3―0の5回。1四球を挟む6連打など9長短打を畳み掛けて9点。7回にも2ランを放ち、4安打5打点の村田は「去年の当たっている時のビデオを見てフォームを修正した。チームのために打つことが大事」と主砲の働きができたことに、ほっとした表情を浮かべた。

 前夜、たくさんの罵声を浴びせられた。試合前にそのスタンドを眺め「きょうは勝って帰りたいな」としみじみ語っていた大矢監督。一転して温かい声援を受け「これをきっかけにして、いい流れに乗りたい」と前を向いた。

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2008年4月16日のニュース