「ジャッキー・ロビンソン・デー」を実施

[ 2008年4月16日 18:17 ]

 米大リーグは15日、人種の壁を破った黒人初の大リーガー、故ジャッキー・ロビンソンを記念して、各球場で「ジャッキー・ロビンソン・デー」を実施した。

 ことしは61周年。各チームとも、監督、選手ら全米で330人以上がロビンソンの背番号「42」を着けてプレー。ドジャースタジアムでは人気歌手による国歌斉唱などの催しもあり、初めて経験した黒田投手は「感激した」という。

 メッツの本拠地シェイ・スタジアムでは夫人のレイチェルさんらを招いて式典が行われた。式の前には、現球場の隣に建設中の「シティ・フィールド」に案内され、内部に設けられた壮麗な「ジャッキー・ロビンソン広間」を見学した。新球場の正面入り口には、高さ2・4メートルの銅像も建立される予定。

 AP通信によると、夫人は「広間を通る多くの人たちが、主人の功績をたたえるだけでなく、自分たちがこれからどう行動すべきかを考え、差別と戦っていくでしょう」と感想を話した。(共同)

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