黒人選手は8・2% 過去20年で最低

[ 2008年4月16日 09:29 ]

 米大リーグに昨季在籍した黒人選手の割合は2006年の8・4%を下回り、過去20年間で最低の8・2%であると分かった。投手はわずか3%にとどまった。大リーグ機構が15日、セントラルフロリダ大学の調査結果を受け取ったと、AP通信が伝えた。

 一方、球団のフロント職員の28%、幹部の20%が非白人で、大リーグの雇用に関する人種の多様性については「Aマイナス」と格付けした。
 監督は昨年が30球団のうち6球団、今季は8球団がマイノリティー(少数派)で、格付けは「A」、ゼネラルマネジャーは3球団がマイノリティーで「C」だった。
 調査では性別に関しても触れており、大リーグでは女性職員が42%を占めるが、幹部は26%にとどまっており、上級職雇用の際の面接などに規定を設けるべきと提案している。(共同)

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2008年4月16日のニュース