城島 日米1500安打、野茂1回4失点

[ 2008年4月16日 10:17 ]

ロイヤルズ戦の4回、中前打を放つマリナーズの城島

 米大リーグ、マリナーズのイチローは15日、シアトルでのロイヤルズ戦に「1番・中堅」で出場し、4打数2安打1盗塁だった。内容は右越え二塁打、左安打、空振り三振、三ゴロ、四球。城島健司捕手は「7番」で4打数3安打2打点だった。内容は中飛、中安打、左越え二塁打、左翼線二塁打。

 ロイヤルズの野茂英雄投手は4回途中から登板し、1回を3安打4失点。薮田安彦投手は1回1/3を投げ1安打1失点。試合はマリナーズが11―6で勝った。

 ≪城島が1500安打≫城島が日米通算1500安打を達成した。5回、無死満塁で甘く入った直球を思い切り振る。強いライナーが左翼手の左を抜けて2者が生還した。中盤のリードを4点に広げる価値ある一打。日本で1206本、大リーグで294本を積み上げた。「結果がすべて。いい当たりなんかいらない。ヒットになればいい」。そんな現実的な打撃哲学の右打者にしてはきれいな打球だ。節目を飾るにはふさわしいともいえる。

 ▼城島の話 もうキャッチャーは打たなくてもいい、という時代ではない。年数を考えたら、あと999本(通算2500)は打ちたい。
 ▼イチローの話(野茂に空振り三振した直後の気持ち)桑田さんが浮かんだ。あ、同じや、と。あそこは自分が打てるボールの範ちゅうだから打ちにいった。(共同)

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2008年4月16日のニュース