ロッテ今季初4連勝!清水2試合連続完投

[ 2008年4月16日 21:18 ]

楽天戦に先発したロッテ・清水

 【ロ2―1楽】ロッテが今季初の4連勝。清水は低めへの制球が良く、2試合連続完投で2勝目。打線は1回に角中のプロ初本塁打で1点を先制。1―1の5回には大松の適時二塁打で勝ち越した。楽天は3併殺を喫するなど、打線が振るわず2連敗。

 今から試合に臨むかのような静かなたたずまいで九回のマウンドに上がった。リードは1点。ロッテの清水は「どこで代えられても、燃え尽きてやろうと思っている」。山崎武から始まる楽天の最後の攻撃も3者凡退に。力みも気負いもなく、2試合連続で最後まで投げ切った。

 バレンタイン監督が絶賛した。「直球が違う。ただ投げる人ではなくピッチャーだ。2005年以降で一番いい投球だった」と。甘い球がないわけではなかった。ただ、球に力があった。「きれいな回転のボールにはこだわっていない。05年とは違うが、ボールに気持ちが乗っていると思う」と清水は話した。

 味方の2失策を失点につなげることもなかった。昨年、2けた勝利が5年連続で途切れ、夫人の急逝を経て復活を期す今季。「毎試合、これが最後のつもりで投げている」。背番号18にふさわしい輝きが戻りつつある。

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2008年4月16日のニュース