不安だな~鷹の新外国人投手ホールトン

[ 2008年2月27日 21:26 ]

 【ロッテ―3ソフトバンク】ソフトバンクは新加入のホールトンが3回2失点と不安定。松田が7回に2点三塁打を放ち、長打力を印象付けた。ロッテの先発小野は細かい制球に課題を残し、3回を1失点。2番手伊藤が1回無失点で開幕1軍をアピールした。

 <松田サード奪うぞ!3安打>定位置確保に向けて、アピールが続いている。ソフトバンクの3年目、松田が7回に左翼フェンス直撃の2点三塁打など3安打。好調の続く24歳は「きょうはよかった」と短い言葉に実感を込めた。
 甘い球を逃さない。7回の適時打は、初球。高めの直球を迷わず振り抜いた。「とにかく真っすぐに振り遅れないことを考えている」。思い通りの打撃に、満足そうだ。
 9回の第5打席は、外への変化球に体勢を崩されながらの左前打。変化球に対応できず、淡泊な打撃が多かった昨季までの姿から、成長をアピールした。秋山チーフコーチは「粘り強い。ああいうのを続けていると、いいね」と評価した。
 三塁打は2試合連続。小久保が開幕に間に合わないことが確実な中、三塁はキャンプから松田1人にほとんど任されている。将来の長距離砲の飛躍を待ち望む周囲の期待は、本人も承知の上で、この日も多くの選手が帰った後、ウエートトレーニングを続けた。「試合後も、前も、準備だけはしっかりやっている」。自覚は十分だ。

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2008年2月27日のニュース