不本意ながら…オリックス受け入れへ

[ 2008年2月27日 20:12 ]

 オリックスの機谷俊夫球団代表は27日、根来泰周コミッショナー代行の指示でパウエル投手のソフトバンク入りが事実上決まったことを受け、大阪市内の球団事務所で記者会見し「もう一度契約した方を受理するというのは想定していなかった。不本意ながら、要請を受け入れることになると思う」と従う意向を示した。

 機谷代表は「オープン戦も本格化している。この問題を長引かすのは良くないと考えている」と説明。「戦力とかというよりも、問題としているのは外国人選手との契約の在り方」と話し、先に合意に達していながらも入団に至らなかったことに終始困惑した表情だった。今後の詳しい対応については「早急に検討して、できるだけはやく結論を出したい」と話すにとどまった。

 ▼オリックス・中村勝広球団本部長の話 最悪の結果でがっかりしている。世間を騒がせて軽い問題ではないのに、根来コミッショナー代行の判断理由がわれわれに伝わってこない。納得させてほしい。人間は感情の動物なので、問題を水に流せと言われても、そこまで人間ができていない。できれば開幕に間に合うように、彼以上の投手を何とか獲得したい。

 ▼オリックス・コリンズ監督の話 自分のところに来ていない選手を戦力として想定していないし、心配はしていない。

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2008年2月27日のニュース