【二所ノ関親方 真眼】霧島、左差して完璧攻めも痛恨の選択ミス

[ 2026年5月18日 05:10 ]

大相撲夏場所8日目 ( 2026年5月17日    両国国技館 )

<夏場所8日目>豪ノ山(右)に押し出しで敗れた霧島(撮影・尾崎 有希)
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 波乱の結びで勝敗を分けたのは一瞬の選択ミス。それに尽きます。霧島は立ち合いからの当たり、二の足、三の足すべてが完璧。これ以上ない流れで土俵際まで攻め込んだ。豪ノ山は俵に足がかかりアップアップの体勢。そのまま得意の寄りで決めればよかったのに「投げ」を選択した。あの瞬間10―0の展開が一気に0―10に変わり、霧島は慌ててしまい棒立ちで防戦一方。まさかの逆転負けです。

 あまりにも流れが良すぎた上での落とし穴にはまった感じでしょうか。豪ノ山もよく残したとはいえ、霧島は左を差していたので、しっかりまわしを引いて若隆景のように相手の下に入り込む形をつくれば難なく勝利を収めることができたはずです。痛い敗戦ではありますが、前に出るというのがいかに大事か身に染みたことでしょう。

 後半戦は琴勝峰や熱海富士ら大きな力士との対戦が控えています。安易な攻めは絶対に禁物。おきゅうを据えてもらったと考えて、引き締めて臨んでほしいと思います。(元横綱・稀勢の里)

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