初土俵から無休の「鉄人」玉鷲、十両転落危機…初日から8連敗「早く自分の相撲を」

[ 2026年5月18日 05:10 ]

大相撲夏場所8日目 ( 2026年5月17日    両国国技館 )

<大相撲夏場所8日目>つきひざで竜電(左)に敗れた玉鷲(撮影・五島 佑一郎)
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 初土俵から無休を続ける「鉄人」玉鷲が窮地に立たされた。場所前に右脚を痛めた影響で初日から不振。この日も竜電に敗れ初日から8連敗で5場所連続の負け越しが決まった。西13枚目で幕内残留を確定させるには6勝以上が必要。幕内100場所目の節目で十両転落の危機を迎えている。全勝の霧島が豪ノ山に敗れ、今場所初黒星。若隆景、翔猿を加えた3人が首位に並んだ。

 半身になりながらも懸命に竜電の重圧に耐えていた41歳がバランスを崩して倒れると館内から悲鳴が上がった。館内放送で「つきひざ」の勝負結果がコールされる中、玉鷲は悔しそうな顔を浮かべ、花道のテレビで取組を再確認。風呂場で気持ちを落ち着けると「自分でこけてしまった。膝からいってしまった」と息を吐いた。

 場所前に痛めた右脚の影響で得意の出足が鳴りを潜めている。突き押しを得意としているだけに足が出ないと勝負にならない。「最初は右脚が気になっていたが、今はだいぶ良くなった」と話すものの1勝が遠い。初日から8連敗で十両以上の負け越し第1号(休場除く)となった。

 13年名古屋場所の再入幕から13年間休まず幕内の土俵に上がり続けるが、昨年秋場所から4場所連続の負け越しで今場所は西13枚目に降下。6勝すれば残留が確定するが、現実は厳しい。ファンからは「玉鷲頑張れ」の激励が飛ぶ。もどかしさを感じながらも「稽古をやっていくしかない。早く1勝したいというより、早く自分の相撲を取りたい」と鉄人は強気な姿勢は崩さない。引き揚げる際は「よし、大丈夫だ」と気合を入れ直し、上を向いて帰路を急いだ。

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