【男子ゴルフ】“ビリケン”藤本佳則、12年216日ぶりV「ほんまに実感がない」

[ 2026年5月18日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 関西オープン最終日 ( 2026年5月17日    大阪府 茨木CC東C=6734ヤード、パー70 )

通算9アンダーで優勝し、トロフィーを手に笑顔の藤本佳則
Photo By 共同

 首位と1打差の4位から出た藤本佳則(36=国際スポーツ振興協会)が6バーディー、1ボギーの65で回り、通算9アンダーで逆転優勝した。13年10月トーシン・トーナメント以来のツアー通算3勝目。12年216日ぶりの勝利はツアー史上3番目(海外を主戦場とする選手を除く)のブランク優勝となった。

 12年216日ぶり。待ち焦がれた瞬間だが涙はない。藤本は「勝ったのは分かっているけど、ほんまに実感がない」と目を細めた。
 高精度のショットを武器に、この日最少に並ぶ65をマーク。2番パー5で2オンし初バーディーを奪い3つ伸ばして折り返した。11番のボギーもすぐに12、13番の連続バーディーで取り返すと、4メートルを沈めた17番のバーディーで勝利を決定づけた。フェアウエーキープ率は4日間で2位。持ち球のフェードで攻め続けた。

 奈良県出身。宮城・東北高を経て東北福祉大に進んだ。プロ5戦目の12年ツアー選手権で初優勝。19年まで8季連続シードを守った。しかし左肩と左手親指を故障し20~21年シーズンは予選通過0。治療と調整に追われ「勝てるんかな」と悩んだ時期もあった。それでも「ゴルフが好きという思い」で努力を重ね、昨年8月に6年ぶりに予選通過。今季開幕戦で首位発進するなど復調した。通天閣の幸福の神の像に似ていることから「ビリケン」の愛称で親しまれる36歳は「去年から戦える感じはあったけど、まさか優勝できるとはね」と笑った。

 ○…ブランク優勝のツアー最長記録は長谷川勝治の13年82日(80年静岡オープン~93年よみうりサッポロ)。2位が横田真一の13年19日(97年全日空オープン~2010年キヤノンオープン)。藤本の12年216日ぶりは3番目の記録。

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