【バレー】ペルージャ・石川祐希 イタリア11季目で悲願V! 日本人23季ぶり2人目の快挙

[ 2026年5月8日 03:30 ]

バレーボール男子イタリア1部リーグ・プレーオフ決勝第3戦   ペルージャ3―1チビタノーバ ( 2026年5月6日    イタリア・ペルージャ )

<ペルージャ・チビタノーバ>優勝し、石川(中央)はチームメートと喜びを爆発させる
Photo By ゲッティ=共同

 日本代表主将の石川祐希(30)が所属するイタリア1部ペルージャは6日、チビタノーバとのプレーオフ決勝第3戦を3―1で制し、3連勝で2季ぶり3度目の優勝を決めた。負傷から3カ月ぶりに途中出場で復帰した石川は、イタリア参戦11季目で悲願を達成。日本人では02~03年のトレビーゾ(現シスレー)に所属した加藤陽一以来、23季ぶり2人目の快挙となった。

 石川がついにセリエAでタイトルを手にした。噴き上がる花火と降り注ぐ黄金のテープ。チームメートと肩を組み、表彰台で跳びはねた。「とても満足しているよ。手ごわい相手に勝っての優勝だからなおさら。自分のキャリアにとっても重要なトロフィーだ」。中大在学中の14年から参戦する最高峰のリーグ。流ちょうなイタリア語で喜びを表現した。

 2月に右膝を負傷。満員の約5000人が熱視線を注いだ大一番で、約3カ月ぶりにリリーフサーバーとして復帰した。「第1セットは相手のサービスが良くて奪われたけど、第2、3、4セットは僕らのサーブが良くて取り返すことができた」。自身のサーブは振るわなかったものの、チームは逆転で世界クラブ選手権、スーパー杯に続く今季3冠を達成。加入1年目で日本人男子史上初めて制覇に貢献した昨季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)に続き、新たな勲章が加わった。

 24年5月に2年契約で屈指の強豪に加入。ガゼッタ・デロ・スポルト紙によれば、今季でチームを去る一人とされている。ただ、シーズンはまだ終わってはいない。「欧州CLのファイナル4がある。しっかり準備して。楽しんでプレーしたい」。連覇が懸かる16日の準決勝ワルシャワ(ポーランド)戦を見据えた。

 主将を担う日本代表でも6月開幕のネーションズリーグや28年ロサンゼルス五輪出場権が懸かる9月のアジア選手権など重要な大会が始まっていく。悲願の優勝は通過点。「バレー人生はまだ続く」と前を向いた。

 ◇石川 祐希(いしかわ・ゆうき)1995年(平7)12月11日生まれ、愛知県出身の30歳。星城高から中大に進学。在学中の14年にイタリアに渡りモデナ、ラティーナ、シエナ、パドバ、ミラノを経て24年5月に2年契約でペルージャ入り。14年に日本代表初選出。18、22年世界選手権、21年東京、24年パリ五輪などに出場。21年から代表主将を務める。1メートル92、84キロ。

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