【柔道全日本選手権】14年ぶり快挙へ村尾三四郎「いよいよ来たな」異例4・26開催で頂点誓う 前日会見

[ 2026年4月25日 18:32 ]

会見後の記念撮影で気合を入れる(左から)村尾三四郎、香川大吾、新井道大
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 体重無差別で柔道男子日本一を争う全日本選手権(26日、東京・日本武道館)の前日会見が25日、東京都文京区の講道館で開かれ、90キロ級で25年世界王者の村尾三四郎(JESエレベーター)は「昔から憧れの舞台で、獲りたいタイトルの一つ。今回はタイミングも含めて好機だと思う。全力で勝ちにいきたい」と抱負を述べた。

 村尾の全日本出場は、神奈川・桐蔭学園高3年だった18年以来、8年ぶり2回目。翌年以降は自階級での五輪や世界選手権代表争いを優先してきたために出場しなかったが、昨年は世界選手権と12月のグランドスラム東京大会の2つを制したことで、早々と今年10月の世界選手権(バクー)代表に内定。「内定をもらって出場を決めたので、いよいよ試合が来たなという感じ」と待ち切れない様子だった。

 全日本には推薦選手として出場権を得ていたため、この約4カ月間は重量級選手との乱取りを増やし、対策を講じてきた。「持ち合って恐怖心をなくすことや、技術を磨いてきた。さらに地力が付いた手応えを感じる」と、自信をのぞかせる。初戦の2回戦から重い階級の選手との対戦が見込まれ、準々決勝では昨年準優勝で16年リオデジャネイロ五輪100キロ超級銀メダルの原沢久喜(長府工産)と当たる可能性も。頂点に立つには5試合を勝ち抜く必要があるタフな1日となるため、「いかに消耗しないかが鍵になる。投げて勝つ、一本で勝つ、ポイントを取ることが重要。相手の土俵ではなく、自分の柔道で勝つ。初戦が大事になる」などと述べた。

 全日本選手権で重量級(100キロ、100キロ超級)以外の選手が優勝すれば、12年大会を制した90キロ級の加藤博剛以来、14年ぶりの快挙となる。例年4月29日に行われてきた大会だが、今年は同日に日本武道館が政府主催の昭和100年記念式典が行われるため、3日前倒しの異例開催となる。記録にも記憶にも刻まれる優勝へ、村尾は精悍な表情で「何かを感じ取ってもらえるような試合ができたら」と言葉に力を込めた。

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