律義で爽やかな三浦・木原組 愛称は「りくりゅう?りくりゅー?」表記が決まった日

[ 2026年4月18日 05:25 ]

フィギュアペア“りくりゅう”現役引退を発表

<ミラノ・コルティナ五輪 フィギュアスケート>金メダルに涙する木原龍一(左)と三浦璃来
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 2月のミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートのペアで日本勢初の金メダルを獲得した愛称“りくりゅう”こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)が17日、自身のSNSを更新し、今季限りでの現役引退を電撃発表した。この日の午後に出席した春の園遊会を前に、決断。日本スケート界に新たな歴史をつくった国民的ペアが、惜しまれながらも絶頂期に競技会のリンクを去ることになった。

 【記者フリートーク フィギュア担当・大和 弘明】「りくりゅう」という言葉を見聞きするたびに、わずか数人だった取材会を思い出す。20年2月の四大陸選手権、2人に率直な疑問を投げかけた。「名前そのまま“りくりゅう”?それとも音引きで“りくりゅー”?愛称の表記、どっちにしましょう?」と聞くと、木原は「応援していただけるならどちらでも構いませんよ」と笑いつつ、音引きよりも平仮名の方が締まった印象になる公式見解を基に表記が正式決定。そんな時が懐かしい。

 2人との出会いは19年9月のオータム・クラシック(カナダ)だった。練習拠点オークビル開催での試合に羽生結弦さんらが出場。そこで2人は練習に打ち込んでいた。日本人のファンが多く詰めかける中、木原は「凄いなあ」とつぶやいた。あれから毎試合後の一夜明け取材では2人の掛け合いが面白く、いろいろな質問を投げさせてもらった。

 米ボストンでの25年世界選手権の帰路、空港で偶然会った木原が「経由はニューヨークですか?同じ便ですね」と声をかけてくれた。乗り継ぎ先でも三浦が手を振りながら会釈するなど、リンクを離れても律義で爽やかなペアだった。多幸感あふれる演技は競技会では見られないが、2人の決断に最大限の敬意を示したい。

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