りくりゅう ペア結成7年、2人で泣いて笑って…言葉で振り返る歩み

[ 2026年4月18日 05:25 ]

フィギュアペア“りくりゅう”現役引退を発表

三浦璃来、木原龍一組
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 2月のミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートのペアで日本勢初の金メダルを獲得した愛称“りくりゅう”こと三浦璃来(24)、木原龍一(33)組(木下グループ)が17日、自身のSNSを更新し、今季限りでの現役引退を電撃発表した。日本スケート界に新たな歴史をつくった国民的ペアが、惜しまれながらも絶頂期に競技会のリンクを去ることになった。

 【言葉で振り返る「りくりゅう」】
 ☆19年7月トライアウト 名古屋市内で初めて2人で滑り「今までやってきたペアとは全くもって別次元。雷が落ちた」と木原。三浦も「本当に全部楽しかった」と好相性を実感。

 ☆19年11月GPシリーズNHK杯 結成3カ月で迎えた初の国際大会は8組中5位。木原は「素晴らしいパートナーに出会えて感謝」。三浦も「組んで良かった」。

 ☆21年10月GPシリーズ・スケートアメリカ GP初の表彰台となる準優勝。2人のキャッチフレーズをつけるなら「おじさんと少女」(木原)。三浦は「なんかやだ、気持ち悪い。年の差9歳だからザ・ジェネレーションギャップ」と返し「売れない芸人みたい」と木原。

 ☆21年11月NHK杯 3位表彰台で日本人同士のペア初のファイナル進出。2人の仲について木原が「たぶん僕が璃来ちゃんに合わせてあげているから(笑い)」と切り出すと「いや、合わせているんじゃなくって、合うんだよね」と三浦。

 ☆22年2月北京五輪 りくりゅうとして初出場し、五輪の日本勢ペア初の入賞。「まだまだ僕たちが頑張らなければペアは次の世代は出てこない。まだまだ走り続けて、ゴールは先にある」と木原。

 ☆23年3月世界選手権 同一シーズンで主要国際大会総なめの年間グランドスラムを達成。会場のさいたまスーパーアリーナに大勢の観客が詰めかけ、木原は三浦に「観客席を見てごらん。これだけみんなが称えてくれている。胸を張ろう」と声がけ。

 ☆25年3月世界選手権 木原の腰椎分離や三浦の肩の亜脱臼などを乗り越え、世界一に返り咲き。「1回目の優勝後に失敗した経験があるので僕たちは強い」と木原。

 ☆26年2月ミラノ・コルティナ五輪 SP5位から大逆転で日本勢ペア初の金メダルを獲得。SPのミスを引きずって泣き続けた木原を鼓舞し続けた三浦は「今回は私がお姉さんでした」。

 ☆26年2月日本記者クラブ会見 結成7年で育んだ2人の関係性について質問が飛び、「兄妹?友人?夫婦漫才?」と問われた三浦は木原と見つめ合い「それを超えているよね。一緒にいて当たり前、家族みたいな」と返答。さらに2人で「ご想像にお任せします」と声をそろえた。

 ◇三浦 璃来(みうら・りく)2001年(平13)12月17日生まれ、兵庫県宝塚市出身の24歳。5歳からスケートを始め、ペア転向後は市橋翔哉と17~19年の世界ジュニア選手権出場。19年から木原と組み、五輪、世界選手権、GPファイナル、四大陸選手権の主要国際タイトル全制覇「ゴールデンスラム」を達成。身長1メートル46。中京大卒。

 ◇木原 龍一(きはら・りゅういち)1992年(平4)8月22日生まれ、愛知県東海市出身の33歳。4歳からスケートを始め、シングルで11年世界ジュニア選手権代表。13年ペア転向し、高橋成美と14年ソチ、須崎海羽と18年平昌両五輪に出場。三浦との22年北京、今年のミラノ・コルティナ五輪で2大会連続団体銀メダル。身長1メートル74。中京大卒。

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