山下美夢有 5ヤード伸ばしさらに上へ ゴルフ界4人目 25年グランプリ

[ 2025年12月9日 05:30 ]

スポーツニッポンフォーラム制定「FOR ALL 2025」 ( 2025年12月8日 )

記念撮影で笑顔を見せる(左から)ミス日本グランプリ・石川満里奈さん、山下美夢有、小田凱人、村竹ラシッド、ミス日本「水の天使」・高坂実優さん(撮影・松永 柊斗)
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 スポーツニッポンフォーラム制定「FOR ALL 2025」の表彰式が8日、東京都文京区の東京ドームホテルで開催された。グランプリにはゴルフのAIG全英女子オープンを制した山下美夢有(24=花王)と、車いすテニス男子で全米オープンを制し、生涯ゴールデンスラムを達成した小田凱人(19=東海理化)、特別賞には陸上世界選手権東京大会男子110メートル障害5位入賞の村竹ラシッド(23=JAL)が選出された。副賞として山下と小田に100万円、村竹に50万円が贈られた。

 25年、米女子ツアーで最も輝いたのが山下だった。ゴルフ界では13年の松山英樹、18年の畑岡奈紗、22年の馬場咲希に続く4人目のグランプリ受賞。「この賞をいただけてとても光栄です」と喜んだ。小田、村竹と異種競技のアスリートとも交流し「同じ舞台に立ててうれしいし、もっといろんなことを聞きたい」と刺激も受けた。

 国内ツアーで2年連続年間女王に輝き、昨年最終予選をトップ通過して今季から米ツアーに本格参戦。初Vでは竹田、西郷、岩井千らに後れを取るも、8月のAIG全英女子オープンで日本女子6人目のメジャー制覇を遂げ、ツアー初優勝。11月のメイバンク選手権で8打差を逆転し、2勝目。日本人3人目となる新人賞のタイトルも獲得した。

 「前半は思うような結果は出なかったけど、応援が力になった。1年を通していい報告ができたと思う」。コースや環境の違い、過酷な移動などに戸惑いながらシーズンを戦い抜き、改めて湧いてきたのが周囲への感謝の気持ちだった。

 今年の漢字を聞かれると「感」を選んだ。「いいパフォーマンスをできるようサポートしてくれた家族、チームのみんなに感謝している。この気持ちを忘れずにいつも通りのプレーで来年もいい報告をしたい」と実感を込めた。

 飛躍の25年を「80点」と自己採点。「最後の2試合は納得いく成績ではなかった。上位で戦いたい気持ちがあった」。歴史的な活躍を見せた1年も68位と36位で終えた終盤2試合を悔やんだ。まさに向上心の塊だ。オフの課題は飛距離アップ。「もう5ヤード伸びたら全然違うと思う。一気に伸びないのでコツコツ地道にやることが大事」とトレーニングに励む考えを明かす。米ツアー2年目に向け「今やるべきことをしっかりやって、来年も優勝を目指して頑張りたい」と決意を新たにした。

 ◇山下 美夢有(やました・みゆう)2001年(平13)8月2日生まれ、大阪府寝屋川市出身の24歳。5歳でゴルフを始める。大阪桐蔭高卒。高校在学中の19年プロテストに一発合格。22、23年に2年連続で年間女王に輝くなどツアー通算13勝(メジャー3勝)。昨年の米女子ツアー最終予選会をトップ通過し、今季は米本格参戦1年目でメジャーを含む2勝。新人賞も受賞。1W平均飛距離は約246ヤード。1メートル50。

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