【女子ゴルフ】スーパー中学生出現!14歳・岩永梨花、2差4位発進「思ったより上にいた」

[ 2025年11月21日 05:25 ]

女子ゴルフツアー 大王製紙エリエール・レディース第1日 ( 2025年11月20日    愛媛・エリエールGC松山=6595ヤード、パー71 )

13番、ティーショットを放つ岩永梨花(撮影・井垣 忠夫)
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 中学2年生でアマチュアの岩永梨花(りんか)が4バーディー、ボギーなしの67で回り、首位と2打差の4位と好発進した。ショットとパットがかみ合い、昨年のワールド・サロンパス・カップを制した李暁松(イ・ヒョソン、韓国)の15歳176日を更新する14歳132日でのツアー最年少優勝、史上9人目のアマチュアVも見えてきた。女子ゴルフ界にスーパー中学生が出現した。

 スーパー中学生がプロ顔負けのショットを連発した。前半9番で5~6メートルをねじ込んで初バーディーを奪うと、後半の11、12番はピンそば1メートルにつけるショットで連続バーディー。ギャラリーを沸かせた。1Wの飛距離こそ220ヤード台とまだまだだが、パーオンできなかったのは3回のみ。精度の高さは14歳とは思えなかった。

 終わってみれば首位と2打差の好発進。起伏の激しいコースを攻略し「前半はショットがあまり良くなかったけど、パターが入ってくれてまとめられた」。ラウンド後に見せる笑顔にはあどけなさも残るが、淡々とプレーし、ボギーなしのラウンド。国内女子ツアーでは誰も成し遂げていない14歳でのツアー優勝も見えてきた。

 今夏、姉妹で世界を制し、驚かせた。7月の世界ジュニア選手権では梨花が13~14歳の部を制すれば、大阪桐蔭高2年でナショナルチームにも所属する姉・杏奈が15~18歳の部で優勝、初めて姉妹で世界一となり「岩永姉妹」の名をとどろかせた。姉は今月、下部ツアーの明治安田レディースでも史上8人目のアマVを達成。今度は妹がもっとビッグな偉業を狙う。

 レギュラーツアーは出場2戦目。9月の住友生命レディース東海クラシックでは2打届かず予選落ち。その反省を生かし、この日は「練習ラウンドって感じでやりました。前回は初めてで緊張してたけど2回目なんで、あまり緊張せずにできた」。初のアンダーパーで回り、強心臓ぶりを発揮した。

 アマチュアが出場2戦目で優勝すれば日本人最速記録。1メートル57の小柄な体は無限の可能性を秘めている。「予選通過を目標にしていたので、思ったより上にいた。体力が落ちていくんで、明日は崩さないように頑張りたい」。スーパー中学生が前人未到の快挙に挑む。

 【スーパー中学生アラカルト】
 ☆岩崎 恭子(競泳) 中2で出場した92年バルセロナ五輪女子200メートル平泳ぎで金メダル。14歳6日は競泳史上最年少記録だった。
 ☆森本 貴幸(サッカー) 東京V時代の04年3月に当時史上最年少(15歳10カ月6日)でJ1デビュー。
 ☆平野 歩夢(スノーボード) 14年ソチ五輪の男子ハーフパイプで銀メダル。15歳74日でのメダル獲得は冬季五輪の日本人史上最年少。
 ☆開 心那(スケートボード) 中1で出場した21年東京五輪の女子パークで銀メダル。12歳343日は日本史上最年少メダリスト。
 ☆加藤 金次郎(ゴルフ) 今年9月に初の中学生プロに。ACN選手権では15歳185日のプロ史上最年少予選通過を達成。

 ◇岩永 梨花(いわなが・りんか)2011年(平23)7月14日生まれ、兵庫県出身の14歳。4歳でゴルフを始める。尼崎市立塚口中2年。今年の日本女子アマで20位に入り、日本ジュニア12~14歳の部で優勝した。今年の住友生命レディース東海クラシックでツアーデビュー。1W平均飛距離は215ヤード。1メートル57。

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